広島の水辺空間について考えるワールドカフェ|開催レポート
開催概要
開催日時: 2025年5月21日(水)18:30〜20:00
会場: 広島都心会議まちづくり拠点「SHOW ROOM」
形式: ワールドカフェ方式(3ラウンド制)
参加人数: 約30名
主催: 株式会社水都広島
本イベントは、広島の水辺空間の魅力や将来像について多様な参加者が語り合い、新たな視点やつながりを得ることを目的に開催されました。
当日の様子
イベント当日は、模造紙やカラーペンを用いて、リラックスした雰囲気の中で活発な対話が行われました。
以下に、各ラウンドで出た意見をまとめています。
各ラウンドの主な意見
ラウンド1:広島の川の魅力って何だろう?
- 原爆ドームや路面電車とともにある風景、夕日など
- 河原でBBQや遊びが自由にできる空間
- 歴史ある雁木や多様な橋
- 干満差による景観の変化
- 自然豊かで、水産物や野鳥も多い
- 親水性が高く、川に降りやすい構造
- 遊歩道の整備(ランニング・通勤・犬の散歩)
- 市内を川で一周できる構造
- 災害が少なく、安心して楽しめる
- リバーサイドのカフェやマンションの存在
- 川底が歩ける、泳げるエリアもある
ラウンド2:20年後、広島の川に何があってほしい?
- 川沿いでお酒を楽しめる空間(屋台船、意識の変化)
- 憩いの場としてのカフェやコミュニティスペース
- 子どもが水に触れる教育の場
- 美しさと安全性を兼ね備えた川
- 夜間の明かり・ライトアップ整備
- 水上マーケットや橋上店舗、水辺の催し
- 水上スポーツやアクティビティに適した整備
- 交通手段としての水上タクシーや乗り物
ラウンド3:そのために今、何ができる?
- 安全性を高めるルール作りや教育の整備
- 川辺のブランディングや情報発信(愛称づけ等)
- 水質管理・ゴミ削減などの環境整備
- 電源やライトの整備
- 利用者の拡大(特に子ども)
- アクセス性の改善(バリアフリー、足を運びやすく)
- 利用ルールの明確化(係留・カフェ営業・交通など)
- 市民の意識向上
参加者の声
- 子供たちへ川辺のすばらしさを伝えていきたい
- 今ある良さを失わないようにしたい
- 多くの人が使うようになりつつ、民度を高く保ちたい
- 電源整備が不可欠
- 川がゆるやかに変化し、身近で親しみやすいものになることを期待
関連リンク
2025年5月27日中国新聞朝刊にて掲載されました。
https://www.chugoku-np.co.jp/articles/-/648423
セクション7:運営情報
主催: 株式会社水都広島
お問い合わせ: info@suitohiroshima.co.jp